【スポチル】[アスリートコラム]プロスキーヤー 中村 直幹さん|スキージャンプを始めた子ども時代のこと、競技について、立ち上げた会社のことなど、お話をうかがいました。

さまざまな分野のアスリートが登場するコラム。今回はスキージャンプ選手の中村直幹さんに、スキージャンプを始めた子ども時代のこと、競技について、立ち上げた会社のこと、小学生のみなさんへのメッセージなど、いろいろなお話をうかがいました。

ースキージャンプを始めたきっかけは?

ぼくは札幌市出身で、大倉山ジャンプ競技場の近くの大倉山小学校に通い、スキージャンプが身近にある環境で育ちました。あるとき体験会に参加したのをきっかけに、スキージャンプを始めました。野球も大好きで、プロ野球選手になる夢があったのですが、ひじをけがしてしまい、野球は続けず、スキージャンプにのめりこんでいきました。

―高い所からジャンプするのは、こわくないですか?

初めはこわかったですが、今は慣れましたね。海外にはフライングヒルという巨大なジャンプ台があるのですが、さすがにそういう所で飛ぶときは、今もこわいです。

―飛んでいる間、どんなことを考えていますか?

「落ちたくない!」って思っていますね。スキージャンプって、空に向かって飛ぶわけではなく、地面をはうように飛ぶんです。良いジャンプができたときは、すごく気持ちが良くて、それが中毒になってしまうんです。

―会社を立ち上げたと聞きました。

合同会社フライング・ラボラトリーという会社を今年11月7日に設立しました。スキーには雪が必要ですが、地球温暖化がこのまま進むと雪が降らなくなるかもしれない。そうしたらスキーができなくなるかもしれない。「地球を救うために金メダルを取る!」という想いで、スキージャンプ競技をしながら、回収した衣類をリサイクルして素材を作り、新たに衣類を作って販売する会社を立ち上げました。ぼくも小学生のときにエコチルを読んでいたので、そのころから少しずつ環境問題には関心があったんだと思います。

―今後の目標を教えてください。

ワールドカップで上位入賞し、オリンピックで優勝することです。会社としては、いろいろな人の話を聞きながら、周りの人々に応援いただき、そしてぼくも応援しながら、進めていきたいと思います。

―小学生たちへメッセージをお願いします。

いろいろなことに興味を持って、やりたいことをやってください。おうちの人にダメといわれても説得できるくらいに、好きなことをやってみるといいですよ!

 

中村 直幹さん プロフィール

北海道・札幌市出身のスキージャンプ選手。現在、23才(1996年9月生まれ)。2017年冬季ユニバーシアード男子個人・混合団体金メダル。2017年アジア冬季競技大会では、ノーマルヒル6位、ラージヒル金メダル、団体金メダルを獲得。2019年11月、合同会社フライング・ラボラトリーを設立。リサイクル素材を使用した衣類販売を進めるエコ・ジャンパーとして注目を集めている。

エコチルとは?

エコチルとは、「エコロジーチルドレン」の造語で、
「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」
「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームとなろう」
という思いから、札幌版を2006年、東京版を2013年に創刊いたしました。

地域社会(学校、家庭、行政、NPO、企業)をエコでつなぎ、「地球を守るためにできること」を子どもたちと一緒に考えていく−それが「エコチル」です。

創刊:2006年4月
部数:76万部(北海道版25万部 東京版31万部 横浜版20万部
頻度:毎月1回(北海道版 毎月中旬、東京版・横浜版 毎月上旬)
体裁:B判タブロイド、フルカラー、8P〜24P
配布:北海道版 北海道内 公立小学校約1040校(配布率99%)
   東京版 東京23区公立小学校約747校(配布率90%)
   横浜版 横浜市内18区の約343校
   ※その他 児童会館や公共施設などにも設置
(2019年2月時点)

※エコチルは、株式会社スクルーと提携している株式会社アドバコムが発行する機関紙です。
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