【エコチル特集】できることはすぐ始めよう STOP!地球温暖化

 

今、世界で地球温暖化が問題になっているよ。いったい、何が問題なのかな? そもそも、地球が温暖化すると、どんな困ったことが起こるんだろう? 今回は、地球温暖化についてくわしく見ていくよ!

地球温暖化の原因は人間だった!?

地球温暖化とは、地球の平均気温が長期的に上がり続け、地球が暖かくなっていくことをいうよ。

その大きな原因の1つが、18世紀に起こった産業革命をきっかけに、人間の活動が活発になり、大気中の温室効果ガスが急激に増えたことだと考えられているんだ。

COやメタン、N2O、フロンガスなどの種類がある温室効果ガスは、海や陸などの地球の表面から地球の外に向かう熱を大気に蓄積し、再び地球の表面にもどす性質があるよ。中でも、COとメタンが地球温暖化におよぼす影響が大きいガスといわれ、特にCOが私たちの生活と密接に関わっているよ。

地球温暖化のメカニズム

①太陽からのエネルギーで地上が温まる
②地上から放射される熱を温室効果ガスが吸収・再放射して大気が温まる
③温室効果ガスの濃度も上がる
④温室効果がこれまでより強くなり、地上の温度が上昇する
⑤地球が温暖になる

1人1人の力で地球温暖化をくい止めよう

例えば、私たちの生活に欠かすことができない電気は、COを多く発生させる石油や石炭を燃料にして作られているよ。そのため、私たちが電気を使えば使うほど、たくさん電気を作る必要があり、発生するCOも増えてしまうんだ。

さらに、発生したCOを吸収する森林を開発のために破壊したり、住宅や家具などを作るために木を伐採したりするなど、私たちの便利で豊かな生活と引きかえに緑が失われ、COは減りにくくなっているよ。

でも、現在、先進諸国を中心とした世界各国で、COを減らそうと、さまざまな取り組みが行われているよ。みんなも、地球に暮らす1人として、地球温暖化に関心を持ち、使っていない部屋の電気は消す、近場は車ではなく、自転車や徒歩で行くなど、毎日の生活で省エネを心がけようね。

CO2削減に向けた、 主要各国の目標

世界のさまざまな国ではどういった取り組みをして、CO2を減らそうとしているのかな

2050年の
主な将来像

・長期的には電力はほぼすべて再生可能エネルギーに
・CO2フリーな燃料への代替(電気、バイオマス、水素、CCU)
・2050年までに交通システムをほぼ脱炭素化
・森林の吸収源効果の維持・向上
※1:1990〜2050年までに温室効果ガス排出量を4分の1にすること。
・リサイクルによる低炭素素材への転換の推進
・電動自動車、バイオ燃料、天然ガス自動車、バイオガスの普及支援
・2050年までにすべての建築物を省エネ基準にリノベーション
・家畜排せつ物のメタン発酵
・電力部門からの排出をほぼゼロ(再エネ・原子力等の低炭素電源80%以上、石炭火力発電はフェードアウト)
・2040年までに従来型ガソリン・ディーゼル車の新車販売終了
・エネルギー多消費産業でのバイオマス等への燃料転換
・森林面積を18万ha増加
 

2050年の
主な将来像

・さらなる電源の低炭素化(現状80%が低炭素電源)
・乗用車の電気自動車化
・貨物輸送では燃費改善や、バイオ燃料、天然ガス自動車の普及
・バイオ製品の供給
・クリーンな電力による冷暖房、照明
・エネルギー効率や新たな材料や製造方法への移行
・電気自動車、燃料電池自動車、バイオ燃料等の拡大
・電化が困難な航空、船舶、長距離トラック等の燃費改善
・暖房、給湯等の電化
・森林拡大
 

出典:環境省『各国の長期戦略の概要について 資料1』より抜粋

地球の未来はどうなるの?

南極や北極など、 氷河の氷がとけ出してしまう

氷河の氷がとけてしまうと、ペンギンやクマなどの野生動物たちが生きていけなくなってしまうよ。また、2021年2月7日(現地時間)にはヒマラヤ山脈の氷河の崩壊によって、インド北部で洪水が発生、多数の犠牲者が出たよ。

海面の高さが上がる

氷が海にとけ出すと、海面の高さが上がってしまうよ。すでにこの100年間で10〜20cmも海水面が上昇していて、海抜が低い多くの島国では高潮による被害が出てきているだけでなく、田畑や井戸に海水が入りこんでしまう状況にもなっているんだ。

大型で強力な台風の増加

海面温度が上昇すると、蒸発する水の量が増加。雨雲が大きく発達してしまうよ。その結果、これまで経験したことがないような、大型で強力な台風がたくさん発生する可能性があるんだ。強い勢力で大きな被害をもたらした2019年の台風19号も温暖化の影響といわれているよ。

南極や北極など、 氷河の氷がとけ出してしまう

氷河の氷がとけてしまうと、ペンギンやクマなどの野生動物たちが生きていけなくなってしまうよ。また、2021年2月7日(現地時間)にはヒマラヤ山脈の氷河の崩壊によって、インド北部で洪水が発生、多数の犠牲者が出たよ。

感染症が増える

気温が上昇したことで、マラリアを媒介する蚊などの分布域が拡大し、これまでなかった地域で感染症が発生する可能性があるよ。実際、1940年代には栃木県が北限だったヒトスジシマカが、2010年には青森県八戸市で定住が確認されているよ。

\ 楽しみながら地球温暖化を学ぼう! /

『おしえて!カミナリ先生〜気候変動×防災〜』

お笑い芸人のカミナリが先生となって、地球温暖化が引き起こすさまざまな影響を分かりやすく動画で解説する『おしえて!カミナリ先生〜気候変動×防災〜』を、環境省が公開したよ。この動画では、温暖化の影響が分かるだけでなく、対策も教えてくれるから、実際に行動に移すこともできるよ。ぜひ見てみてね。

>>>視聴はこちらから!『おしえて!カミナリ先生〜気候変動×防災〜』

地球温暖化にブレーキ!!! 私たちにできること!!

地球温暖化の進行をおくらせるために、私たちにもできることはあるよ!

できる!▶︎買い物に行くときはマイバッグを持っていく
できる!▶︎水を出しっぱなしにしない
できる!▶︎だれもいない部屋の電気は消す
できる!▶︎植物を育てる

他にもできることはないかな? みんなのアイデアを書いてみよう!


[参考]
国土交通省 気象庁「地球温暖化」
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/index.html
環境省「地球温暖化について知る・学ぶ」
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ondanka/

エコチルとは?

エコチルとは、「エコロジーチルドレン」の造語で、
「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」
「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームとなろう」
という思いから、札幌版を2006年、東京版を2013年に創刊いたしました。

地域社会(学校、家庭、行政、NPO、企業)をエコでつなぎ、「地球を守るためにできること」を子どもたちと一緒に考えていく−それが「エコチル」です。

創刊:2006年4月
部数:76万部(北海道版25万部 東京版31万部 横浜版20万部
頻度:毎月1回(北海道版 毎月中旬、東京版・横浜版 毎月上旬)
体裁:B判タブロイド、フルカラー、8P〜24P
配布:北海道版 北海道内 公立小学校約1040校(配布率99%)
   東京版 東京23区公立小学校約747校(配布率90%)
   横浜版 横浜市内18区の約343校
   ※その他 児童会館や公共施設などにも設置
(2019年2月時点)

※エコチルは、株式会社スクルーと提携している株式会社アドバコムが発行する機関紙です。
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