多摩動物公園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】アムールトラ

学名:  Panthera tigris altaica

分布:シベリア東部から中国東北部の森林

食肉目ネコ科

 


ネコ科動物の仲間たち

ユキヒョウ
学名:Uncia uncia
食肉目ネコ科

サーバル
学名:Leptailurus serval
食肉目ネコ科

 

減少するアムールトラ

トラはかつてアジアの広い地域に約10万頭がすんでいましたが、棲息地の環境破壊や漢方薬目的のハンティングなどによって、現在では4000頭弱までその数を減らしてしまいました。トラもすんでいる地域によって種類(亜種)が分かれていますが、多摩動物公園で飼育しているのは一番寒い地域に棲息し、最も身体が大きいとされているアムールトラです。

ドイツから導入したオスのアルチョム

アムールトラも野生棲息数が500頭ほどで絶滅が心配されていましたが、1950年代から世界の動物園で協力して保護・繁殖に力を入れてきました。トラは他の種類のトラ同士でも繁殖してしまうので、1頭1頭に国際血統登録番号を付け、管理しながら繁殖計画を進めます。とにかく繁殖させればいいというわけではなく、いろいろな遺伝子を持ったトラがバランスよく残っていく必要があります。野生で保護されたトラも導入しながら、なるべくいろいろな遺伝子が残っていけるよう、計画を立てています。全世界の動物園では600頭を超えるアムールトラが飼育されています。
 

繁殖を目指して

多摩動物公園でも繁殖に取り組むために2017年1月にドイツから若いオスを導入しています。近い将来、かわいらしいトラの子どもたちをお見せできるように奮闘中です。ぜひ実物の迫力あるトラを見に多摩動物公園へお越しください。

 

たまニュース

12月のテーマは『寒いところの動物』

2018年5月5日に開園60周年をむかえた多摩動物公園。毎月テーマを変えてさまざまな動物の魅力をお伝えする月間動物企画を実施中。12月のテーマは寒いところの動物。寒冷地に生息している動物たちにまつわるクイズラリーやトナカイのイベント[(12月23日(日・祝)]などを開催します。詳細は東京ズーネットをご覧ください。

 


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

東京都多摩動物公園
東京都日比野市程久保7丁目1-1
TEL.042-591-1611   
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/

エコチルとは?

エコチルとは、「エコロジーチルドレン」の造語で、
「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」
「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームとなろう」
という思いから、札幌版を2006年、東京版を2013年に創刊いたしました。

地域社会(学校、家庭、行政、NPO、企業)をエコでつなぎ、「地球を守るためにできること」を子どもたちと一緒に考えていく−それが「エコチル」です。

創刊:2006年4月
部数:76万部(北海道版25万部 東京版31万部 横浜版20万部
頻度:毎月1回(北海道版 毎月中旬、東京版・横浜版 毎月上旬)
体裁:B判タブロイド、フルカラー、8P〜24P
配布:北海道版 北海道内 公立小学校約1040校(配布率99%)
   東京版 東京23区公立小学校約747校(配布率90%)
   横浜版 横浜市内18区の約343校
   ※その他 児童会館や公共施設などにも設置
(2019年2月時点)

※エコチルは、株式会社スクルーと提携している株式会社アドバコムが発行する機関紙です。
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