葛西臨海水族園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】キンメダイ

学名:  Beryx splendens
生息地:日本近海をはじめ、世界中の温帯・熱帯に分布
キンメダイ目 キンメダイ科

 


水族園で見られる深海魚

ムツ/スズキ目ムツ科
マトウダイ/マトウダイ目マトウダイ科
タチウオ/スズキ目タチウオ科

 

キンメダイは深海魚

みなさんは深海魚と聞くとどんな魚を思いうかべますか? チョウチンアンコウやリュウグウノツカイといった魚を思いうかべるかもしれませんね。なんだか遠い存在に感じる深海魚ですが、実は身近なところでも見られます。その1つが魚屋さんなどで見かけるキンメダイです。キンメダイは、水深200〜800mで暮らしている立派な深海魚なのです。

水族園では「深海の生物」エリアで観察できます。

キンメダイの特徴は、なんといってもあざやかな赤色の体です。こんなに赤いと海の中でもすぐに見つけることができそうですが、そうではありません。太陽の光は赤、緑、青などの光に分けられますが、水中では、赤い光はすぐに吸収されてしまうので、深海での赤色は黒色にしか見えなくなります。そのため、周りの暗さにとけ込み、敵から見つかりにくくなります。
 

ピカピカの大きな目!

キンメダイのもう1つの特徴は、とても大きな目です。深海に届くわずかな光を利用するためには、このような大きな目が必要なのです。さらに、目の奥にはタペータムと呼ばれる鏡のような部分があり、目に入った光を反射させ、効率よく利用できる仕組みになっています。キンメダイを観察していると、角度によって目が金色に見えることがあります。魚屋さんに並んだキンメダイも正面からだけでなく角度を変えて観察をしてみてください。

光を反射して金色に見える目

 

かさいニュース

寒い時期のおすすめ!「深海の生物 トピック水槽」

2018年に新しく設置したこの水槽では、水族園が〝おすすめ〟する深海生物を紹介します。深海生物の採集は、気温の低い冬から春に実施するので、その状況によって普段はなかなか見られない深海生物が展示されることもあります。ぜひ水族園に見に来て下さい。(写真はオオグソクムシ)

 


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

東京都葛西臨海水族園
東京都江戸川区臨海町6-2-3
TEL.03-3869-5152
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/

エコチルとは?

エコチルとは、「エコロジーチルドレン」の造語で、
「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」
「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームとなろう」
という思いから、札幌版を2006年、東京版を2013年に創刊いたしました。

地域社会(学校、家庭、行政、NPO、企業)をエコでつなぎ、「地球を守るためにできること」を子どもたちと一緒に考えていく−それが「エコチル」です。

創刊:2006年4月
部数:76万部(北海道版25万部 東京版31万部 横浜版20万部
頻度:毎月1回(北海道版 毎月中旬、東京版・横浜版 毎月上旬)
体裁:B判タブロイド、フルカラー、8P〜24P
配布:北海道版 北海道内 公立小学校約1040校(配布率99%)
   東京版 東京23区公立小学校約747校(配布率90%)
   横浜版 横浜市内18区の約343校
   ※その他 児童会館や公共施設などにも設置
(2019年2月時点)

※エコチルは、株式会社スクルーと提携している株式会社アドバコムが発行する機関紙です。
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