【金沢動物園だより】生き物ってオモシロイ!!|今月のどうぶつ:スーチョワンバーラル

 

学名: Pseudois nayaur
生息地:モンゴル、チベット、ネパール
鯨偶蹄目 ウシ科

角が立派なオスのバーラル

 

いろいろな角

同じウシ科の仲間でも、角はさまざま。横にのびたスーチョワンバーラルと、くるりと巻いたオオツノヒツジ。

 

 ヒツジ?それともヤギ?

 ずんぐりとした体型であごにヒゲが生えていたり、しっぽが短かったり、ぱっと見ただけではヒツジかヤギか分かりづらいバーラル。分類学的にはヤギの仲間とされています。実際にはそれぞれの特徴を持っているため、ヒツジに似た変わり者のヤギといわれています。

 中国語では「岩羊」や「崖羊」と表記され、他にも青みのかかった灰色の毛にちなんで、「blue sheep(青い羊)」とも呼ばれています。

 自慢の運動神経

 バーラルは中国やネパールなどにまたがるヒマラヤ山脈にすんでいます。金沢動物園では、中国四川省(スーチョワン)などに分布しているスーチョワンバーラルがいます。標高が2,500〜6,000mもある山岳地帯に群れをつくり、草や木の葉などを食べて暮らしています。付近には外敵となるユキヒョウなどもすんでいます。バーラルは危険を察知すると、じっとして動かず外敵の様子をうかがいます。岩に似た毛色が保護色となって、身をかくそうとします。外敵がさらに近づいて来ると、優れたジャンプ力で断崖をかけ上がってにげます。

子どもでもこのジャンプ力!

 動物園では外敵からにげる必要がないので、普段は岩の上に座ってゆっくり休んでいます。子どものバーラルでも、すばらしいジャンプを見せてくれることがあります。運が良いと元気に走り回る活発な姿が見られるかもしれません。チャンスをねらってみては?

 

かなざわニュース

季節の変化を感じてみよう!

 日本など春夏秋冬がある地域にもともと暮らしている動物たちには、季節によって毛の長さや毛色、模様や体重などが変わるものが多くいます。一方、1年中あまり気温が変化しない熱帯地域の動物たちはそんなに変化しません。動物たちの変化や木の葉の紅葉から、季節の変化を感じてみましょう。

 


写真提供:金沢動物園

金沢動物園【指定管理者 公益財団法人横浜市緑の協会】
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エコチルとは?

エコチルとは、「エコロジーチルドレン」の造語で、
「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」
「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームとなろう」
という思いから、札幌版を2006年、東京版を2013年に創刊いたしました。

地域社会(学校、家庭、行政、NPO、企業)をエコでつなぎ、「地球を守るためにできること」を子どもたちと一緒に考えていく−それが「エコチル」です。

創刊:2006年4月
部数:76万部(北海道版25万部 東京版31万部 横浜版20万部
頻度:毎月1回(北海道版 毎月中旬、東京版・横浜版 毎月上旬)
体裁:B判タブロイド、フルカラー、8P〜24P
配布:北海道版 北海道内 公立小学校約1040校(配布率99%)
   東京版 東京23区公立小学校約747校(配布率90%)
   横浜版 横浜市内18区の約343校
   ※その他 児童会館や公共施設などにも設置
(2019年2月時点)

※エコチルは、株式会社スクルーと提携している株式会社アドバコムが発行する機関紙です。
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