【井の頭自然文化園だより】生き物ってオモシロイ!!|今月のどうぶつ:カイツブリ

 

カイツブリ
学名:Tachybaptus ruficollis poggei
カイツブリ目 カイツブリ科
生息地:平地から山地の湖、池、沼、川など

 

文化園で見られる井の頭池の生き物

ギンブナ
学名:Carassius sp.
生息地:平地の沼、川の下流など
モツゴ
学名:Pseudorasbora parva
生息地:湖や池、沼、川の下流など

 

 

井の頭池を代表する鳥

カイツブリは、当園の水生物園に隣接する井の頭池で1年中見ることができる水鳥です。大きさはハトより一回り小さく、日本で見られるカイツブリ類の中で最小です。春から夏の間に、水から立ち上がった植物などに水草の葉やくきをからめて、水面にうく巣を作って繁殖します。この時期は、井の頭池でもひなを連れたカイツブリのほほえましい様子を見ることができます。  

水にもぐるのがとても上手

ダイビングの名人

カイツブリは、危険を感じたときやえさとなる小魚などをつかまえるときに、水の中にもぐります。井の頭自然文化園の水生物館で、水槽のカイツブリが水の中を泳ぐ様子を観察してみましょう。  

カイツブリの足の指は4本で、それぞれの指に葉っぱの様な形のまくが付いています。もぐっているときはつばさをたたみ、指を大きく広げた両方の足を、同時にけって進みます。 

足の指のまく

増えているカイツブリ

水草やえさが豊富な井の頭池は、もともとカイツブリがすみやすい場所でしたが、水草のしげる浅瀬がなくなったり、えさとなる生き物を食べてしまうオオクチバスなどの外来生物が増えたりして、カイツブリの数は減ってしまいました。その後、池の水をぬいて外来生物を駆除する「かいぼり」を行い、浅瀬を作ることで、カイツブリのすみやすい環境となりつつあります。  

井の頭池では、引き続き外来生物の駆除や環境調査など、昔の井の頭池を取りもどす取り組みが続けられています。

 

いのかしらニュース

 

ヒドリガモ:手前がオス、奥がメス

日本で見られるカモの仲間の多くは、冬をこすためにシベリアなどからわたってきます。井の頭池では、10月からヒドリガモやキンクロハジロなどが見られるようになりました。当園の水生物園ではそれらのカモを展示していますので、間近で観察することができます。井の頭池のカモと合わせてご覧ください。


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

井の頭自然文化園
東京都武蔵野市御殿山1丁目17-6
TEL.0422-46-1100  
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/

 

エコチルとは?

エコチルとは、「エコロジーチルドレン」の造語で、
「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」
「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームとなろう」
という思いから、札幌版を2006年、東京版を2013年に創刊いたしました。

地域社会(学校、家庭、行政、NPO、企業)をエコでつなぎ、「地球を守るためにできること」を子どもたちと一緒に考えていく−それが「エコチル」です。

創刊:2006年4月
部数:76万部(北海道版25万部 東京版31万部 横浜版20万部
頻度:毎月1回(北海道版 毎月中旬、東京版・横浜版 毎月上旬)
体裁:B判タブロイド、フルカラー、8P〜24P
配布:北海道版 北海道内 公立小学校約1040校(配布率99%)
   東京版 東京23区公立小学校約747校(配布率90%)
   横浜版 横浜市内18区の約343校
   ※その他 児童会館や公共施設などにも設置
(2019年2月時点)

※エコチルは、株式会社スクルーと提携している株式会社アドバコムが発行する機関紙です。
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