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【野毛山動物園だより】生き物ってオモシロイ!!|今月のどうぶつ:ヘサキリクガメ

 

学名: Astrochelys yniphora
生息地:マダガスカル島北西部バリー湾周辺
カメ目リクガメ科

 

〜野毛山動物園で飼育するマダガスカル島固有種のリクガメ〜

ヘサキリクガメの他にマダガスカル固有種のホウシャガメとキバラクモノスガメを飼育しています。いずれの種類も絶滅の危機にひんしていますが、野毛山動物園はいずれの種類も繁殖に成功しています。

マダガスカル島固有種

マダガスカルには、独自の進化をとげた動物が数多く生息しています。ヘサキリクガメも独自の進化をとげた動物の一種で、左右の喉甲板はくっつき合い、前の方に突き出ています。和名はこの突き出た喉甲板を船のへ先に例えたことが、由来とされています。

バックヤードの飼育個体

最も絶滅の危機にひんしているリクガメ

ヘサキリクガメは最も絶滅の危機にあるリクガメとして、現地で厳重に保護されています。現在の生息数は推定100〜400頭といわれていますが、年々その数を減らしています。生息数減少の理由として、農地開発や焼畑農業、畜産業での野焼きなどによる生息地の破壊、商業(ペット用)取引での乱獲、人が持ちこんだ動物によって食べられる、などにより生息数は激減してしまいました。

マダガスカルでは法的に保護され、採集・飼育・無許可の移動が厳しく制限されています。ワシントン条約でも、商業取引は厳しく規制されていますが、密猟は後をたちません。

悲しい事件も過去に起きており、1996年には現地の飼育繁殖施設が武装集団のしゅうげきにあい、数多くのヘサキリクガメは盗難にあいました。盗まれた個体は国外に持ち出され、欧州、欧米、アジアと多くの国々で違法に販売されてしまいました。

ヘサキリクガメの展示の様子

のげやまニュース

動物の標本を集めました

園内のアニマルボックスを7年ぶりにリニューアルして、動物の頭の骨の標本だけを集めたコーナーができました。肉食のトラや草食のシマウマ、魚を食べるワニを始め、初公開のボルネオオランウータンとヨーロッパフラミンゴの標本を展示中。開園中はいつでもご覧いただけますので、お楽しみに。

 


野毛山動物園
【指定管理者 公益財団法人横浜市緑の協会】
〒220-0032
横浜市西区老松町63-10 
TEL 045-231-1307
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/

写真提供:野毛山動物園

エコチルとは?

エコチルとは、「エコロジーチルドレン」の造語で、
「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」
「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームとなろう」
という思いから、札幌版を2006年、東京版を2013年に創刊いたしました。

地域社会(学校、家庭、行政、NPO、企業)をエコでつなぎ、「地球を守るためにできること」を子どもたちと一緒に考えていく−それが「エコチル」です。

創刊:2006年4月
部数:76万部(北海道版25万部 東京版31万部 横浜版20万部
頻度:毎月1回(北海道版 毎月中旬、東京版・横浜版 毎月上旬)
体裁:B判タブロイド、フルカラー、8P〜24P
配布:北海道版 北海道内 公立小学校約1040校(配布率99%)
   東京版 東京23区公立小学校約747校(配布率90%)
   横浜版 横浜市内18区の約343校
   ※その他 児童会館や公共施設などにも設置
(2019年2月時点)

※エコチルは、株式会社スクルーと提携している株式会社アドバコムが発行する機関紙です。
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