【エコチル特集】災害時の被害をできるだけ少なく!家族や地域で ”減災” を考えよう!

9月1日の〝防災の日〟をふくんだ1週間を、〝防災週間〟とよんでいるんだ。そこで、今月号では、災害時の被害をできるだけ少なくする〝減災〟をキーワードに、突然起こる災害への備えを考えていくよ!

 

生き残ってからより生き残るための努力を

減災とは、災害は起こるものだと仮定した上で、被害ができるだけ少なくなるよう、事前に十分な対策を立てておこうとする考え方や取り組みのことなんだ。普段から、自分でできること、家族でできること、ご近所さんと力を合わせてできることを考え、災害に備えておくことが大切だよ。

家庭内での減災で大切なのが、家の耐震性を確認し、家具の固定や配置をチェックしておくこと。例えば、寝室や子ども部屋など、家族や子どもが長い時間を過ごす部屋には、できるだけ家具を置かない、背の低い家具だけを置くなど、工夫をしておこう。家の中にこういった安全空間がないと、緊急地震速報を見聞きした際、対処ができず、余震が続いている場合なら、安心して眠ることができないよね。

他にも、水や電気、ガスなど、ライフラインの停止に備えて、水や食料を備蓄しておく。自宅が被災して避難することになった際の非常持ち出し袋を用意しておくなど、できることはいろいろとあるよ。

 

普段からのつながりが大切

大災害が発生したときには、防災関係機関の対応が追いつかない場合も予想されるんだ。そんなとき、近所や地域のつながりが大切になるよ。普段からおたがいに声をかけあい、顔見知りになっているからこそ、いざというときに助け合えるね。

また、最近では、町内会や自治会が中心となって開催する参加型の防災行事も増えてきたよ。積極的に参加して、地域の防災の輪を広げていこうね!

約30〜50%の人が、家具類の転倒・落下・移動によってケガをしているよ!

 

首都直下地震による東京の被害想定

 

家庭や地域で、できる防災・減災対策あれこれ

家庭や地域で、できることはいろいろあるよ。早速、実行してみよう!

地域や近所の人と顔見知りになっておこう!

いざというときにたよりになるのは、ご近所さんや地域の方。顔見知りになる第一歩はあいさつだよ。「おはよう」「いってきます」「こんにちは」など、元気よくあいさつしてみよう! 地域のお祭りやイベント、防災訓練などにも参加してみよう。

非常持ち出し袋を用意しよう!

非常持ち出し袋に入れる物(一例)

・ライト(ヘッドライト)
・雨具
・マスク
・タオル
・軍手
・油性ペン
・非常食やおかし

・500mlの水
・着替え
・ふえ
・おもちゃ類
・家族の写真、身元や連絡先の分かるカード

避難所に行くことも考えて、旅行カバンやリュックサックなど、持ち運びやすいバッグを用意してね。あれもこれもと入れると、重すぎて負担になるため、必要最低限の物を用意しよう。

家の中に安全な空間を作ろう!

大地震では、家具は必ず倒れるものと考え、家具の固定や配置を見直すなどして、家の中に安全空間を作ろう。安全空間があることで、被災時や被災後に、安心して暮らせるよ!

参考:内閣府『減災の手引き』『みんなで減災』

 

防災マップを作ってみよう!

みんなは、自宅から避難場所まで歩いたことはあるかな? 災害が発生したときに、どのようなことが起こるか想像しながら、防災マップを作ってみてね。

①チェックする項目とそのマークを決めよう

②地図を用意しよう 

自宅近辺の地図を用意しよう。学校でもらった通学路の地図、インターネットで手に入る地図が見やすいね。あまりに地図が小さいと書きこみづらいよ。

③自分の家と避難する場所に印を付けよう

自分の家と避難場所を書きこむよ。避難場所が複数あるなら、複数書きこんでおこう。

④避難する道に色を付けよう

道が通れなくなることもあるから、一番早く避難場所に着けるルート、できるだけ広い道を行くルート、川の近くや橋などをできるだけ通らないルートなど、3つくらいのルートは考えておこう。

⑤避難ルートを実際に歩いて、点検しよう

作った防災マップを持って、実際に避難ルートを歩いてみよう。最初に作ったチェックマークをマップに書きこんでいくよ。気になった場所の写真を撮っておくのもいいね。

⑥点検結果から避難ルートを見直そう

安全なルートだと思っていても、実際に歩いてみたらそうでもなかった、なんてことがあるかもしれないね。そんなときは、再度ルートを考えてみよう!

 

建物ができたり、道の様子が変わったりなど、新たな情報は作った防災マップに書きこんでいこう!

エコチルとは?

エコチルとは、「エコロジーチルドレン」の造語で、
「子どもたちに、もっと環境に関心をもってもらえる機会をつくろう」
「地域社会と学校、家庭をエコでつなぐプラットフォームとなろう」
という思いから、札幌版を2006年、東京版を2013年に創刊いたしました。

地域社会(学校、家庭、行政、NPO、企業)をエコでつなぎ、「地球を守るためにできること」を子どもたちと一緒に考えていく−それが「エコチル」です。

創刊:2006年4月
部数:76万部(北海道版25万部 東京版31万部 横浜版20万部
頻度:毎月1回(北海道版 毎月中旬、東京版・横浜版 毎月上旬)
体裁:B判タブロイド、フルカラー、8P〜24P
配布:北海道版 北海道内 公立小学校約1040校(配布率99%)
   東京版 東京23区公立小学校約747校(配布率90%)
   横浜版 横浜市内18区の約343校
   ※その他 児童会館や公共施設などにも設置
(2019年2月時点)

※エコチルは、株式会社スクルーと提携している株式会社アドバコムが発行する機関紙です。
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