地頭をよくする子供の体験
「地頭」という言葉を耳にすることがありますよね?
明確な定義はないようですが、”知識の量や学歴とは関係のない頭の良さ”という感じの意味で使われます。問題解決力や、コミュニケーション能力に関係すると言われ、社会に出た時の重要な能力です。なんとなく持って生まれた才能のようなイメージもありますが、この”地頭”は、鍛えて伸ばすことができる能力だと言われています。ではどうやったら地頭を良くできるのか?これは大きく2つに分かれます。
1.脳力を上げる
子供の脳の発達を促し”脳力”を伸ばすという考え方です。脳はシナプスと呼ばれる神経細胞のつながりによって、考えたり体を動かしたりします。そして、このシナプスが多いほど頭が良いと言えるそうです。シナプスは幼少期に様々な刺激を与えることで増やすことができると言われています。幼児教育において五感を刺激することの重要性は、よく言われていますよね。
2.よく考える癖をつける
脳力を鍛えるだけでなく、その脳の使い方を覚えることも大切です。地頭の良い人は、未知の問題に遭遇しても、なんとかして解決してしまいます。これは子供の頃から考える訓練を積んできたから。子供は疑問に思ったことを色々質問してきますよね。「どうして?」「なぜ?」。そんな時に、すぐに答えを教えるのではなく、一緒に考えたり、逆に「○○ちゃんはどうしてだと思う?」といった質問を返したり。そんな風に、日常の中で考える癖をつけていくことで、地頭を鍛えて伸ばしていくことができます。
地頭を伸ばす習い事や体験活動
・ベビーマサージ
歌や音楽に合わせて体の隅々まで刺激を与えます。
・幼児教室
体を動かしたり歌を歌ったりと様々な活動を取り入れて脳と体の発達を促してくれます。
目で楽譜を読みながら、左右の手をバラバラに動かし音楽を奏でるピアノは、脳の発達に良いといわれています。
音楽に合わせて全身を動かすダンスも脳の発達に良いとされ、最近では小学校の授業にも取り入れられています。
・外遊び
外遊びは室内ではできない様々な刺激があります。例えば真夏の暑さ、雨の匂い、風の冷たさなど。
・将棋や囲碁
無限にある選択肢から次の一手を導き出すとき脳はフル回転しています。